News2024.03.22

大空から希望の輪を広げていく。GBA×ZIPAIRコラボレーションスタート!代表2名の想いとは。

GBAと株式会社ZIPAIR Tokyo(以下「ZIPAIR」)のコラボレーションによってスタートした、特別塗装機の就航。その機体が初めてお披露目された3月4日には、ZIPAIR代表取締役 西田真吾氏とGBAのブランドホルダーである株式会社Be-A Japan(以下「Be-A Japan」髙橋による記者会見が執り行われました。

記者会見が行われたのは、成田国際空港の立入制限区域内にある格納庫。
GBA一同がZIPAIRの方々に案内され、整備工場への扉が開くと、そこには青い空と滑走路を背景にした大きな機体が、堂々とたたずむ圧巻の光景がありました。

真下から見上げる飛行機の迫力と、機体にあしらわれたGirls Be Ambitiousのメッセージ、夢に向かって力強く走る女性(GBAちゃん)に感じた大きな希望に、代表の髙橋も目頭を熱くする一幕も見られました。

記者会見の中で西田氏は、「コロナの真っただ中に就航をスタートさせたZIPAIRにとって、初めての事業パートナーがBé-A〈ベア〉であった。女性がよりよく活躍できる社会の実現のためにと2021年より共に取り組んできたBé-A〈ベア〉が、“Girls Be Ambitious”というメッセージを掲げたプロジェクトを立ち上げると聞いたときに大きな共感を覚え、国内外問わず、ぜひ多くの方にこのプロジェクトを知ってほしいと考えた。
ZIPAIRが空から世界へメッセージを運ぶ役目を担うことで、まずは、機体を見た方や乗った方に“Girls Be Ambitiousってどういうこと?なぜBoys Be Ambitiousじゃないの?”とハテナが生まれることが第一歩。気づきをスタートに、多様性について理解を深めるきっかけとなり、女性だけでなくすべての人々が豊かに生きていける社会を築くことにつながっていくはず。GBA+ZIPAIRの1+1が2ではなく、3にも4にも10にも広がっていくものだと信じている」と語りました。

髙橋は、「“Boys be ambitious /少年よ大志を抱け”は素晴らしい言葉だが、少女にも女性にも夢に向かって挑んで欲しい、という想いからメッセージをGirls Be Ambitiousとしている。生理など女性だけに起こる特有の不自由さや不便さを、女性に生まれてしまったからと諦めることなく、自分の可能性を大いに信じられる社会を作りたいと心底願っている。

残念なことに、世界経済フォーラム(WEF)がまとめている『ジェンダーギャップ指数』で日本は先進国の中で最下位だが、だからこそ、その日本から、女性をエンパワーするプロジェクトが発足し、世界に羽ばたく国際線飛行機と共に日本発のエンパワメントのメッセージを伝えていくことに、特別な意味を感じている。いずれ、“少女や女性にも”と取り立てて言う必要がなくなり、“Girls”という言葉がこのメッセージからなくなっても良い未来を目指している。」と、時おり感極まり言葉を詰まらせつつ語りました。

ボーイング787-8型機(登録記号JA851J)を用いた特別塗装機には、機体後部に3.7メートル×2.3メートルと大きくデカールが貼られ、前方左側ドア付近にもメッセージが描かれました。3月4日のサンフランシスコ行きZG26便より就航がスタートしており、ソウル、バンコク、シンガポール、マニラ、ホノルル、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ、バンクーバーへとメッセージを届けます。

記者会見後に機内を見学し、全シートに設置された特別仕様のヘッドレストカバーを目にした西田氏と髙橋は、GBAの新たな幕明けを共に喜び合いました。

女性たちが、無限の可能性をもっていることを知り、
どんなときも、どこにいても、自分の愛する自由を求めていく勇気を持てるように。
女性だけではなく、年齢も性別も国籍も関係なく、お互いを知り、考え、想いあえる社会となるように。

“Girls Be Ambitious” の想いをのせた特別塗装機が空を舞う姿は、まさに希望そのもの。
今回のコラボレーションによって、大空から希望の輪を広がることを願っています。