Report2022.04.05

親子向けセミナー「学校では教えてくれない、生理とカラダのこと」活動ご報告

Bé-A〈ベア〉は2022年3月25日(金)に、親子向けセミナー「学校では教えてくれない、生理とカラダのこと」を、伊勢丹会館にて開催いたしました。

今回、「性」や「生理」についてタブー視することなく、次世代へと想いを繋げるブランド姿勢に共感いただき、Bé-A〈ベア〉発売当初より製品をお取り扱いいただいている伊勢丹新宿店の協力のもと、第3回目となる親子向けセミナーの開催が伊勢丹会館にて実現。

セミナーでは、これから生理をむかえたり、生理をむかえて間もない小学5〜6年性のお子様とその保護者の方を対象に、生理そのもののメカニズムなど女性の心身に起こる変化や、吸水ショーツをはじめとした生理期間を快適に過ごすためのさまざまな選択肢を紹介。また、生理中の学校生活などお子様ならではの悩みや家庭内の性教育についても触れ、親子それぞれが不安を解消して安心して過ごせるよう、準備や心構えを伝えました。

Be-A Japan代表取締役 CEOである山本 未奈子と、共同代表である代表取締役 COOの髙橋 くみが登壇し、
「生理とは?」
「生理用品の最新事情~親子で学ぶタッチ&トライ~」
「どう過ごす?生理中のケア~学校では教えてくれない生理のこと~」
と、大きく分けて3つのテーマでトークを展開。

冒頭は、「生理」についての基礎知識を説明。 また、経血はどこから、どのくらいの量が出るのか、 “おりもの”とはどんなものか、さらに初潮を迎え、大人になっていく過程で、心身にどのような変化が起こるのか、またその時の対処方法や、少しでも快適に乗り切るためのヒントをお伝えしました。

過去2度のセミナーでも特に反響の大きかった「どう過ごす?生理中のケア~学校では教えてくれない生理のこと~」のパートでは、子どもならではの悩みに着目し、学校生活における過ごし方を中心に解説。

セミナーの後半では、保護者の方がこれからむかえる「更年期」についてもお話ししました。生理には終わりがあること、そしてその時期に「更年期」をむかえると心身にどのような変化があるのか、周りがどのようにサポートしてあげたら良いか、どんな声をかけたら嬉しいか、など、初潮の時だけではなく、人生において女性にはさまざまな心身の変化がおこること、互いにサポートし合うことの大切さもお伝えしました。

■参加者からのお声

タンポンに血をしみこませた時にちぢまってた物が広がったからふしぎだったし、おもしろかった。(小学5年生(11歳)のお子様)

おりものは、初めてきいて少しびっくりしました。けどちゃんと生理でおこることだとわかったら不安がなくなった。(小学5年生(11歳)のお子様)

今まで生理って恥ずかしい事なのかな?と思っていたのですが、今日のお話を聞いて、べつにはずかしくないと思いました。(小学4年生(10歳)のお子様)

興味をもったことは、50代ぐらいになると生理がこなくなることです。私は生理について、お母さんや大人にきいてみることがあまりなかったから聞いてみたいと思いました。(小学5年生(10歳)のお子様)

とても参考になりました。親自身も知らなかった事、多々あり参加して本当によかったです。「皆、それぞれ違うから心配しなくて良い」と話してくださった事は、子供にとって安心だったと思います。(小学3年生(9歳)のお子様を持つお母さま)

他の方やお友達にも伝えたいと思いました。たのしく生理を学ぶことは学校ではまだまだむずかしいので、これからも続けて欲しいです。(小学4年生(10歳)のお子様を持つお母さま)

体の事や生理のしくみ、吸水実験など、なかなか家では話せないことが聞けてとても良かったです。(小学5年生(11歳)のお子様を持つお母さま)

 

■伊勢丹新宿店 イセタンシード バイヤー 橋本有梨亜さまのコメント

「性」や「生理」についてタブー視することなく、次世代へと想いを繋げる、そんなブランドの姿勢に共感し、2020年Bé-A〈ベア〉ブランド発売開始当時から、伊勢丹新宿店 本館 1 階 雑貨/イセタンシードでお取り扱いしております。
ご使用されるご本人様だけでなく、お子様やお孫様にとお手にとっていただくお客様も多く、幅広い年代の方から広く注目が集まっていると実感しています。また、イセタンシードといたしましても三越伊勢丹が掲げる「think good」という合言葉のもと、サステナビリティの考え方に基づいた、日本の文化・伝統を継承する商品や、環境に配慮した素材で作られた商品を展開しており、「女性にも、地球にも優しく」をパーパスとした Bé-A〈ベア〉のコンセプトにも共感いたします。
今回のセミナーで、正しい知識と選択肢を学び、子供たちが夢や希望を持ち生き生きと成長できるようなヒントをたくさん得ていただけましたら、イセタンシードといたしましても大変嬉しく存じます。

これから生理を迎える子どもたちは、大人が想像しえない不安を抱えています。正しい知識をもち、生理や自分の体と向き合うことで、その不安を少なからず取り除くことができます。

漏れないか心配、ニオイが気になる、生理用品を取り替える時間がない…。
こうした悩みや不安を抱えているのは、大人だけではありません。特に子どもの時期は量や周期が安定していないことも多く、より不安です。

そんな悩みや不安を抱えながら、生理期間を過ごすのはもったいない。輝かしい未来を担う子どもたちに、もっと快適に、もっと自由に、サニタリー期間を通して自分の身体をよく知り、もっと自分を好きになって欲しい、そんな願いを込め、今後もこの活動を継続していきます。